萩原 啓大\ 2013年4月入社
社会貢献度の高さが興味を持つキッカケに
2013年に大学卒業後、新卒で入社して12年目になります。
大学で開催された就職説明会が三誠との出会いです。
省エネ計算という専門性の高い業界だったので、業務内容や意義など知識が乏しかったのですが、採用選考の中で仕事のやりがいや重要性を理解していきました。学生時代は地域貢献に興味を持って活動もしていたので、人の役に立つ仕事をしたいと考えていました。社会のためになる、三誠の事業へ共感し入社を決めました。
大学は理系学部でしたので計算や分析には馴染みがありましたし、計算は得意だったのでそれを活かすことが出来ると感じました。建築業界ということで、「専門性の高さに自分はついていけるかな」という不安はありましたが、未経験でも一人前に育てていただける環境が整っていると感じたので、入社の時点で不安は解消されました。
入社後は計算担当として一通りの知識を身につけ、窓口担当に従事するようになりました。
大阪からはじまった社会人生活
私の入社年次は新入社員が私一人で同期がいませんでした。
最初は大阪配属だったので、関東から関西と環境も大きく変わった中で社会人生活をはじめることになりました。
当時の上司である部長と2人の先輩からつきっきりで指導してもらい、営業担当として2週間ぐらいでお客様とやり取りできるまでになりました。会社のことや仕事内容、業界についてはもちろん、計算業務を行うにあたり専門知識の習得はもちろん業界や会社について学び、社会人としてしっかり育てていただきました。
半年で東京へ異動になり、トータルで1年ほど営業を経験した後、10年間窓口を担当しておりました。
お客様対応窓口業務の魅力と喜び
窓口はお客様にもっとも近い立場で仕事をしていますので、一番嬉しいのは、お客様から再度お仕事をいただくことです。私たちを信頼し、評価していただいたから、また仕事を発注しようと思っていただけるので、嬉しさと自信に繋がります。
私自身、10年間窓口担当を任せて頂いておりましたので様々なお客様の対応をさせて頂いておりました。省エネ基準達成のため、設計の内容の見直しについてご説明をさせて頂くことがあるのですが、当初は上手く説明をすることが出来ず、お時間を取っていただいてしまう事もありました。日々教育して頂き、訓練の積み重ねを経たことで、難しいと思われる内容でもご納得頂ける説明を行えた時に、提案力が上がったと感じます。お客様に良い提案をさせて頂き、喜んでいただけることが仕事のやりがいとなっています。
社内においても日中はみんな仕事に集中していますが、思ったことを共有しやすい環境づくりができていると思います。疑問や間違っていると思ったことも、意見しあえることは仕事の改善につながっていますね。また、みんなで協力して18時に帰ることができるように、集中・協力して仕事を進めています。
社内教育と改善業務への転身
現在は窓口担当から離れ、社内教育や業務改善を担当するようになり、省エネ部門に加えて積算部門の業務も含めて対応しています。
新人教育を担当する中でこれまで私が教えて頂いた事、培ってきた知識や経験を次世代に伝えることができる喜びを感じています。また、業務改善では複数部門の内容を理解した上で部門間の連携や効率化に努めております。積算業務では、設備の専門知識をより深める必要があり、日々学びながらチームのサポートを行っております。
複数の部門を兼任し、教育と改善業務に携わることで、会社全体の成長に貢献できるというやりがいと達成感を感じています。
仕事の難しさを感じるとき
建築業は多くの分野が関わっていて、それぞれの専門性も高く深い知識が必要です。
そのため、私たちの会社がお手伝いしている省エネの分野や、積算は理解しているだけでは不充分な場面があります。
建築に関する知識はお客様の方が詳細にお持ちなので、私たちも正しく会話ができるように、知識を付ける必要があります。その為一件でも多くの物件を計算する必要があり、省エネ計算・積算業務のプロとして対応するため実計算の経験を積むことは絶対条件になります。
関連分野の知識が足りないことで、お客様の期待に応えきれないときには難しさを感じます。お忙しいお客様が多い中で、もっと私たちが知識を付けサポートすることで楽にして差し上げられるようなサービスを提供したいと思っています。そのために、私自身も省エネ・積算業務や建築に関する知識を増やして、お客様に寄り添える対応をすることが目標です。
お客様の要望に応えるだけでなく、社内での教育についても習得を早めることが出来るよう研鑽が必要です。三誠は日本一の会社を目指しておりますので、自身が学び成長する過程で得た知識を社内の教育やサポートに役立ててまいります。
人間関係がフラットで風通しがいい社風
入社当時から、三誠はフラットな組織だなと感じています。現場と管理職のような階層の分断もなく、社長や専務から声をかけてもらうことも多く、刺激を受けながら、社会人としての行動の仕方を教えてもらいました。日々の仕事の中で、細かいことではその場でお客様に送るメールの添削をして頂くことや、電話を掛ける前にロープレして頂く事もありました。
自分が学びたいと思ったら、教えてくれる人がいる、学ぶ環境が整っています。経営層のマインドが現場まで浸透していっているので、12年経った現在でも良い意味で変わらないところです。
社会人として、人間としてさらなる成長を目指す
忙しい業界ですしスケジュールがタイトな案件も多くありますが、休むときはしっかり休み、オンオフのメリハリがついた生活ができています。
私はジムの法人契約を使って、体を動かすことでリフレッシュしています。デスクワークが中心なので、運動は意識してやっています。
三誠は社員一人ひとりが成長できる、また育てようという雰囲気と環境が整っています。
私も新卒の何もわからない状態から、社会人としてのいろはを身に着け、窓口対応のスキルを磨き、部下を指導する立場を務められるまでになりました。若いときから責任を持って仕事をさせてもらえるので、人間的にも成長できる職場だと思います。また、自分がもっと成長したいと思えば、それを助けてくれる環境も整っています。
お客様のためになるだけでなく、地球のためになるという社会貢献性の高い仕事なので、広い視野でモチベーションが持てる仕事だと思います。