専務:本日は入社10年以上の萩原さんと林さん、そして他業界からご入社頂いた関根さんに、派遣社員として3年の満了後、社員となりました小澤さんの4名に集まっていただきました。本日は宜しくお願い致します。
まずは、他業界、未経験から入社して頂き、どのように感じましたか?
関根主任:業務面では、図面の見方すらわからない状況で全く建築の知識が無く、最初は基礎知識を覚えることで必死でした。
そんな中で、最初に配属されたのが営業部です。分かったつもりでいても、異なる切り口から質問されると全く答えることが出来ないという事もありました。そういった苦い経験もあり、お客様のご要望にお応えしたいという一心で、インターネットで調べながら理解するなんてこともありましたね。又、実際の計算も自分で行ってみて、どのように入力すれば数値が良くなるのか、お客様から質問があったことの検証を何度も行いました。
そうやってわからないことを一つ一つ確実につぶしていくことで次第にお客様ともお話しできる幅が広がり、自分自身に自信を持つことが出来ました。
萩原係長:そうですよね。私も同じように、知識不足の壁にぶつかって悩むことはありました。ただ、私の場合は、新卒の社会人1年目でしたので、建築の知識に限らず、見るもの、聞くこと全てが分からない事だらけでした。
そんな中で、お客様にご納得いただける説明を行うためには、自分がまず理解する必要があると痛切に思い、必死に勉強しましたね。当時から自己学習が出来る仕組みがあるのも非常に助かりました。
小澤さん:私は、知識の習得について不安があったのは勿論ですが、派遣社員のため契約期間があるので、当時は契約満了まで長く働きたいと思っていました。だからこそ、一緒に働かせて頂く皆さんや職場の環境が一番気になりました。
専務:実際に入られて如何でしたか?
小澤さん:会社で一緒に働く仲間として温かく迎えていただきました。いつも上司や社員の皆さんが優しく接してくれましたし、会社の雰囲気がアットホームだなと感じました。部門を越えて協力し合って仕事をしている環境なので、安心したことを覚えています。
関根主任:それは、すごく分かりますね。
私も初めての転職という事で、最初は相当不安でした。もともと現場で仕事をする業務でしたので、デスクワークという環境に馴染みがなかったので余計でした。
だからこそアットホームな雰囲気や、サポートを密にしてくれる体制というのは、とてもありがたく感じました。
以前からそういったサポート体制が整っていましたが、最近は、さらに良くなりましたよね。
教育カリキュラムや習得環境がさらに整備されていると思います。
林主任:そうですね。今は、入社後の研修期間が設けられていて、集中して業務を学ぶ期間があります。その上、専属で教育を担当する社員が複数いるので、学んだことに対する疑問点も聞きやすい環境が整っていますね。
また、はじめは慣れない環境ですから、上司や幹部と昼食に行く機会があって、仕事のことは勿論、プライベートのことも相談しやすい環境だと思います。
専務:現在の業務内容、やりがいについて皆さんいかがでしょうか?
林主任:1件で複数の商品をご依頼頂くことが多く、大型の商業施設や再開発の案件、ZEB化改修といった多様な物件を担当しています。企画設計の段階から検討業務を行い、長期でお付き合いさせて頂くことが多いので、WEBでのお打ち合わせも週1回以上行っています。
ZEBやZEHといった環境に配慮した建物への関心も高くなっているので、十数名の設計者様との勉強会開催をご依頼頂き、実施することもあります。
お客様と一緒に物件を完成させていくことに、やりがいを感じています。建物として形に残り、地図に残る仕事に関われていることは、誇りに感じますし、何より、お客様に喜んでいただけることが嬉しいです。
関根主任:それは私も良く分かります。
私自身、現在難易度の高いZEBやZEHといった物件を主に担当させて頂き、お客様と一緒にその物件を作り上げていくといったことをさせて頂いています。
その時に自分が勉強してきた知識がお客様の役に立った時は、お客様の声からダイレクトに伝わります。その瞬間は、最高の喜びですね。
もっとお客様にいい対応がしたい!喜んでもらえる内容は他にないか?そんな気持ちになります。
また、完成したら絶対に行きたいと思える大規模施設や、自分が今までに行ったことのある思い出の場所のお仕事をさせて頂いた時には本当に感動しますね。
専務:林さん関根さんは、受注から納品までの対応をして頂いていますが、小澤さんには、納品後の指摘・変更対応による着工に向けた決裁、そして完了検査、竣工に至るプロセスまで担当して頂いています。小澤さんはいかがですか?
小澤さん:私は、審査機関・行政対応に特化した部門で仕事をしていますが、決裁を下ろす期間が非常にタイトな場合があります。そういう時はお客様や審査機関とも密に連絡を取り合い、ご希望日までに決裁を下ろせるように進めます。
無事に決裁が下りた後、お客様からお礼のご連絡をいただくと、本当に嬉しいですね。また、お客様から新規物件のご依頼を頂けた時は、感謝の気持ちと大きな喜びを感じます。
萩原係長:お客様から信頼を頂き、新たなお仕事を任せて頂けることは何よりも嬉しく、有難いことですよね。
私は社内の教育担当として資料の作成やレクチャーを行わせていただいています。また、会社全体の改善事項への取り組みも行っております。
私自身が入社してから教えて頂いたことを、今度は自分が語り部となりマニュアルの作成やレクチャーを行っていることが非常に有難いと感じています。教えて頂いたことを会社全体へ還元できる立場でお仕事をさせて頂いていることが、当初の自身の「人の役に立つ」という思いに繋がっているため、非常に仕事が楽しく、やりがいがあります。
レクチャーしたことを実践して頂き、「出来るようになった!」と喜んでいただくことが本当に嬉しいですね。
改善についても複数の部門に参加させて頂いているため、様々な内容の改善打ち合わせを行っています。一方的な考え方だけでなく、多面的な視点で問題解決に取り組んでいくため、新たな気付きが多く日々学ばせて頂く事ばかりです。こういった業務に取り組むために、書籍での学習だけでなく、社内での勉強会も実施して頂き経験を積ませて頂いております。そして学んだことを即実践し解決に至ると、「出来るようになった!出来ている!」と成長を実感できます。
専務:近年、法改正やお客さまからのご依頼の増加など、会社としての業務量は確実に多くなっておりますが、皆さんの働き方はいかがでしょうか?又、オンオフの切り替えはどうされていますか?
林主任:チームで仕事をしているので、安心して有給を取ることも出来ています。システムが整っているので、他の方が休みのときにもお互いにフォローできるというのがありますね。
平日は仕事に集中していますが、休みの日には家族との時間もしっかり取れていますし、担当した物件を見に行くこともあります。趣味の時間も取れているので、メリハリのある働き方が出来ていると思います。
小澤さん:確かに業務量は増えていますが、チーム(部門)内で協力して仕事をしているので、私は社員になっても定時の18時、遅くても18時半には退社できています。
平日は仕事に集中しているので、休日は会社の福利厚生であるスポーツジムへ行って運動したり、リラックスして過ごしています。
他にも、会社から頂いた書籍を読んで仕事や人生について学んでいます。知見を深め、新しい考え方に触れられる読書は、休日の大好きな過ごし方です。
関根主任:依頼件数は着実に増えてきています。リピートだけではなく新規のお客様も増えています。ただ、皆さんが言われているようにチームで対応していますので安心して業務に取り掛かれていますね。また、計算書もより分かりやすく作成されているなど、様々な点で日々レベルアップ、改善されているので、実際の業務量が多くなったとは思っていません。
切り替えという面では私は子供が3人いますのでやはり休日は家族で過ごすことが何よりも楽しみです。
こういった時間をしっかりと取ることで来週も頑張ろうっていう気持ちになります。
休む時は休み、遊ぶときは遊び、勉強するときは勉強するという風に目の前の時間を大切にすることを心がけています。
専務:お客様からの期待に応えるために。必要なこと、求められるものはなんでしょうか。
林主任:未経験でも入社してから専門知識を身に付けていくことが出来るので、安心して仕事を覚えて頂けると思います。数年おきの法改正もあり、常に勉強が必要ですが、出来ることが増えていくと自信にも繋がりますし、自分の成長も実感できるのではないでしょうか。
私は、三誠に入社して、仕事を通して毎日が充実し、喜びを感じながら、生き生きとした日々を送ることが出来ています。今後は、より責任感を持って、お客様に喜んで頂ける仕事をしていきたいです。そして、一緒に働く仲間と働きやすい職場を作っていきたいです。
関根主任:仕事面では勿論「日本一の窓口」になるのが目標です!
誰よりもお客様をご満足させることが出来る窓口になろうと思っています。
ただ、それ以前に一人の人間として誰にも恥じない生き方をしていきたいと思っています。それは倫理観であったり、生き様であったり、3人の子を持つ親として、こどもが誇れる人間でありたいと思っています。
三誠では、ものの見方考え方、人生の哲学についても社長や専務からご指導を頂いています。
この様なことを学べるのも有難いことであり、三誠という会社の魅力だと感じています。
成長したいという気持ちがある方にとっては最高の環境だと思いますね。
小澤さん:三誠は「会社一丸となって仕事をする熱意と温かい社風」が魅力だと思います。そして、人として成長できるありがたい環境が整っています。
私は三誠で働かせて頂くことで、人生が充実してきたなと日々感じています。社員登用していただけたことに心から感謝しています。
萩原係長:自分自身を成長させたいと考えている方、そして何よりも人の役に立ちたいと考えている方は、多くの挑戦の機会を掴める会社です。自分を引き上げる環境が整っており、積極性・責任感を持って仕事に取り組む方は、必ず成功できると思います。
自己成長だけでなく、省エネ計算を行うことでエネルギー使用量の削減に繋がり地球温暖化の抑制に貢献が出来ます。省エネ基準に適合しなければ建物を建てることが出来なくなるという事もあり、非常に社会貢献性も高いものとなっています。ご家族で住まわれる住宅や、人の行きかう商業施設や店舗、病院や学校など様々な方が利用される建物の一部に、省エネ計算を通じて自身が携われるということは大きな誇りになると思います。社会としても2030年、2050年と脱炭素社会に向けた住宅・建築物における省エネ対策のあり方・進め方を示しています。
将来的な展望も開けていますので、より多くのお客様から求めて頂けるよう尽力していきたいと思います。
専務:改めて、皆さんの心強い言葉をお聞きし、ますます三誠の成長を確信しました。
これからも省エネ計算、設備積算業務を通じてお客様に喜んでいただき、ご満足いただき、愛される存在になっていける様、力を合わせて頑張っていきましょう。
そして、三誠の発展がお客様、お取引先様、社員の皆様、ご家族の皆様の幸福と更なる発展に貢献できる様、精一杯邁進して参ります。皆さん本日はありがとうございました。